胃が痛くなる母

明日の金曜日、KとZはピアノのシラバスというグレードテストを受ける。

Kの前の先生は、韓国人で、日本で中学、高校を過ごした方なので、日本的なものすごく厳しい指導をされていた。例えば、テストには、スカートをはいてくる事(男の子は一応、教会に着て行くようなシャツとスラックス)、髪の毛は顔にかからないようにする事、マニキュアは落とす事、などなど。本当に細かかった。

それ以上に、テストへの準備がものすごく完璧に行われていた。Kよりも先生の方が緊張していたようである。

1年半前に、先生が変わり、現在のアメリカ人の先生についた。彼女は、前の先生とは、全く違っていた。

例えば、Kがマニキュアを落としていくのを忘れていたら、「あら、可愛い色じゃない。」と褒めてくれる。

また、テストの準備にしても、大雑把。

今回は、Kの方がやきもきしているくらい。

演奏はいいのだが、理論の方がとても心配のよう。親としても、胃が痛くなってしまうほど。ああ、次から次へと、心配事は出てくるのである。

まあ、演奏の方が一応はできているので、いいということにしておこう。

Zは、明日がはじめてのグレードテスト。彼は、結構本番に強いので、大丈夫だと思うのだが、最後まで何が起こるか分からない。

ああ、明日、私は何も食べられないのだろうな。今から、胃が痛くなっている私である。

自分が弾く方が、よっぽど楽なのである。

親になってから、心労という言葉、身にしみてわかるようになりました。

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